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社長のひとりごと

ADHD

妻から一冊の本を借りて読んでいます。「発達障害に気づかない大人たち」(星野仁彦著)というタイトルです。妻が臨床心理士をしているので、この分野のことを少しずつ教わっています。この講でも、2008年9月、2010年9月、2011年2月と3度にわたって私がアスペルガー症候群ではないかということを妻から言われて書きました。そして今度は、「お父さんは間違いなく軽度のADHDよ。本に書いてあるとおりだわ」とADHD宣告を受けました。ADHDとは発達障害のひとつで注意欠陥・多動性障害のことです。アスペルガー症候群(AS)も発達障害のひとつです。この講ではADHD,ASと表記します。

 ADHDを分かりやすく理解するため、本では全米でベストセラーになった「片づけられない女たち」の一部を引用しています。以下に記します。

『最初は2階を片付け始めたんですけど、ふと、タオルがないのに気付いて、階下に取りに行ったら、何しに来たんだか忘れていたんです。だけど、玄関の靴が脱ぎっ放しだったので、クロゼットにしまおうと持って上がったら、ベッドの上に雑誌の旅行ページが開きっぱなしになってたんです。旅行の計画を立てていたせいなんですけど・・・・。そういえば申込の期限がぎりぎりだったのを思い出して、あわてて旅行会社の電話番号を探しにかかったんです。でも紙はそこらじゅうに山ほどあるし、どれにもこれにも何か数字が書いてあるし、しかも汚い字で読めないし・・・。探していたら、未払いの請求書が出てきて、でも小切手を送るには切手を買いに行かなきゃいけないし、車はガス欠だし、鍵も見つからない・・・』

思い当たる人は意外と多いと思います。実は私がそうなんです。それでよく社長が務まっているものだと思われるでしょう。しかし、幸いにも私は妻の見立てでは、軽度だということですし、なにより、そのことを強く意識していますから、なんとか社長を務めています。でもADHDの特徴である、ものをよく失くす、どこにしまったか分からなくなって、しょっちゅう探し物に時間を奪われている、というところと、飽きっぽくて長続きしないというところは未だにあります。(仕事は別です)大いに改善の余地があると感じています。

 ここで本に書かれているADHDの基本的症状を簡単に12項目にまとめました。

1)多動(運動過多)いつも落ち着きがなくソワソワしている。子供に多い。

2)不注意(注意散漫)気が散りやすく、一つのことに集中できない。心ここにあらず

  計画性がなく、管理することが苦手。仕事でミスを繰り返す。

3)衝動性、後先考えずに思いつきでパッと行動してしまう。その場にそぐわない"KY"

  (空気読めない)発言を連発。仕事で突発的なミスを繰り返す。

4)仕事の先延ばし傾向・業績不振 期限が守れない。やるべきことを先延ばしにし、仕事がどんどんたまっていく。物事の優先順位がつけられない。同時進行で進めるので、いつまでたっても仕事は終わらない。約束をすっぽかす。

5)感情の不安定性 気分屋で情緒不安定。セルフコントロールの欠如。キレやすい。

6)低いストレス耐性 ひどい心配性で強い不安感に囚われやすい。

  人間関係や病気に必要以上に不安、緊張、心配しやすい。親や友人、パートナーなどに依存しやすく自立できない。なんでも完璧にしないと気が済まない。

7)対人スキル・社会性の未熟 空気が読めず、人の話が聞けない。人との約束事や社会のルールが守れない。自己中心的で他者との協調性に乏しい。人の気持ちを読んで、状況に応じた対応が出来ない。人に助けを求めたり、要求を断ることができない。

8)低い自己評価と自尊心 マイナス思考で物事を否定的、悲観的、被害的に捉える。

9)新奇追及傾向 飽きっぽくて一つのことが長続きしない。

10)整理整頓ができず、忘れ物が多い。計画性がなく管理が不得手。記憶障害(ワーキングメモリの不備)よって段取りよく作業が出来ない。人の話を聞いてメモしたりノート取りしたりが出来ない。

11)独創性 キラリと光る才能。普通の人が思いつかないことを考え、それを実行に移す行動力がある。

12)自分の興味や関心のあることには驚くほどの記憶力を発揮する。



11と12を除けばこのような人たちは私たちのまわりに大勢います。著書では15歳未満の子供の6%~12%はADHDやLD(学習障害)であると書かれています。大勢いるから、これは単なる性格であるとか、家庭環境が原因であると短絡的に位置づけしてはいけません。これらは脳の障害を起因とする"病気"だということを皆さんに知って頂きたいのです。それが証拠に、この病気は薬とカウンセリングで大幅に症状が改善されるのです。

本当に性格だとしたら、そんなことはできないのではと素人ながら考えています。そしてなにより大切なことは、著書でこう書かれています。ADHDやASのような発達障害者は「一般の健常者以上にストレスやプレッシャーの少ない環境(家庭、学校、職場)で、より温かく、より保護的にサポートされるべきです」「にもかかわらず、現実は全く逆で、発達障害者特有の言動が、怠け者や変わり者、自分勝手なわがまま人間と誤解され、毎日のよう親や教師から『またそんなことをして!いったい何回言ったらわかるの!』などと厳しく叱責、非難されています」 もし、まわりに発達障害が疑われる人がいたら、やさしく接し、専門医の治療を受けることを勧めることが必要です。症状(言動)が好転すれば本人だけでなく、周りの人たちも大いに恩恵を受けることになります。

 さらに、上記の11や12のような素晴らしい才能を発揮してくれる可能性もあるのです。

著書ではベートーベン、アインシュタイン、ピカソ、モーツァルト、エジソン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、織田信長も発達障害であったと書かれています。意外と歴史上の偉人や、現代の成功者の多くは発達障害ではないのかと思います。もしそうであれば、なおのこと私たちは、その才能(発達障害)が良い方向に発揮されるよう、彼らを温かく見守りサポートしていく必要があると思います。明日から皆さんは、まわりの人を注意深く観察して下さい。そして、彼らに良き情報と良きアドバイスを、心を込めて伝えましょう。

 きっと信じられないような、いいことが起こりますよ。


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