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散歩

社長のひとり言

 

~散歩~

 

 

2014年 1月

 

 

 

 妻といつもの散歩をしていました。大津和の自宅から、長坂の山の里道を通って、伊川沿いを歩いていた時です。この日は肌を刺すような寒気もなく、歩いていますと、心なしか初春の暖かさみたなものを感じて、とても気持ちのよい散歩でした。

妻「お父さん(私のこと)、散歩に来てよかったね。こんなに暖かいとは思わなかったわ。それにしてもアリス(去年に死んだ愛犬)が死んでから、散歩に行く回数がめっきり減ってしまったわね」

私「そうやね。ほんとにアリスのお蔭で健康でいられたのかもなあ」

妻「私もそうおもうわ。................お父さん、私、少し腰が痛いから午後から、F先生(接骨院の先生)のところに行くわ」   時刻は10:50頃でした。

私「今まだ11時10分前やから、今からでも午前の診察に間に合うよ」

私のなにげないこの言葉が妻の癇にさわってしまいました。読者の方は、なぜ妻が怒ったの

かお分かりでしょうか?私は、ただ単に妻が腰が痛いと言うので一刻も早く、先生の所に行

って、マッサージを受けたほうがよかれと、そう思って言葉を発しただけなのです。

しかし

妻「お父さんは、いつも先のことばっかり言うのね。つまらないわ。どうして今を楽しむことが出来ないの?」

30年以上連れ添っていながら、どうして私の気持ちが読めないの。妻はきっとそうおもっ

たのだと思います。つまり、久しぶりに二人で散歩に出た。真冬にもかかわらず、結構暖か

い。そして今度、庭に植える木の話を、散歩コースの樹木を見ながら夫婦で会話する。この

ひと時、この一瞬こそが幸せというものではないの。それを、この幸せなひと時を、少しで

も早く切り上げて、医者に行かせようとする。一体どういう神経をしてるのよ。これが妻の

気持であったのだと思います。不覚でした。続けて妻「お父さんと由佳さんはそっくりね。

いつも心ここにあらず、よね。」と言い長女の子供のころの話をするのです。長女は小さい

ころ、妻の実家の島でよく散歩するのですが、いつも、最初、学校に行くのです。そして学

校に着くや否や「神社へ行くの」と言い、次に神社に着くや否や「海に行くの」と言い、海

に着くいや否や今度は「お家に帰る」と言い、決して、その場に長くいて遊ぶということが

なかった子供でした。どうやら、長女は私の性格をそのまま受け継でしまったようです。

 私は自分の欠点として、このことをよく認識しています。しかし、欠点と長所は紙一重で

す。私の心は、ここにあらず、そういう時もあります。でも、その代わり、私の心はいつも

未来にあります。そして、いつも、夢を描いています。将来の計画を立てるのが大好きです。

先の計画を立て、それに向かって一歩一歩進んでいく、その過程が幸せです。でも、妻と一

緒に今を楽しむことも忘れないようにします。今があるのも妻のお蔭です。糟糠の妻をもっ

と大切にし、"心は常にここにある。そして今という一瞬を楽しむ"このことを新年に当っ

ての眼目として精進していくことに決めました。皆さん、今年もよろしくお願いします。


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