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社長のひとりごと

生まれ変わる

~生まれ変わる~

2012年2月

 ダイエットに成功しました。南雲吉則先生著の「空腹が人を健康にする」に従って、1日1食を実践したからです。それと折線グラフによる記録も続けています。今現在の体重は夜寝る前の計測で70キロ前後(+-0.5キロ)です。身長が175センチですからほぼ適正ではないかと自負しています。体調は以前より体が軽くなったせいか、南雲先生が言われる生命力遺伝子が働きだしたのか、すこぶる快調です。リバウンドもありません。先生の説は一言で表すと「人間の体は空腹であればあるほど生命力が活性化し若返る」ということです。

これは一切食をとらないというのではなく、最低限の栄養は1日1食で補いなさいということです。もっとも、あまりの空腹はかえって気分を悪くする時もありますから、その時はビスケットやクッキーやクラッカーを3,4枚食べています。尊敬する日野原先生(聖路加病院理事長、年齢は100歳で現役)も、たしか朝食はミルクやジュースだけで、昼食はクッキーを数枚食べるだけと聞いたことがあります。要するに、現代人は食べ過ぎということです。これが体に関して諸悪の根源になっていると、私も思うようになりました。

 もう一つ、南雲式が私に抵抗なく受け入れられたのは、休肝日などあまり意味がない、必要ないと、大事なことは生涯のお酒のトータル量であると言われています。さらに、年に数回、祝いの時などに羽目を外して大酒することも大目に見ましょうと誠に寛大で、私にとってはまさに救いの神でありました。

 この南雲式が合うか合わないかは、人によって違うと思いますが、皆さんにも一度お勧めします。きっとうまくいきますよ。

 

今月は先月のこの講でお伝えした著書「子供はみな前世を語る」キャロル・ボーマン著について少しその内容をお伝えします。著者のキャロル・ボーマンはアメリカ人で夫スティーブとチェースという男の子、サラという女の子の4人家族です。どこにでもいる平凡な主婦でしたが、あることからチェースとサラの前世を知ることで、輪廻転生に興味を持ち、多くの事例を集め、やがてテレビ番組にも出演し、ついにはこの本を出版するに至るのです。今月はそのきっかけとなったチェースのことを、本の記述を一部借用しながら書いていきます。

 

 7月4日はアメリカ独立記念日です。5歳のチェースは、ほかの子供たちと楽しく遊んでいました。遊び疲れたチェースは母キャロルの膝の上に座り込みます。その時、花火大会が始まり、爆音、炸裂音が次々と響き渡ります。人々からどっと歓声の声が上がりました。ところがチェースは突然泣き始めるのです。母は「どうしたの?」と尋ねるも、ますます激しく泣き叫ぶのでした。母は彼を抱きしめ、なだめますが効果はありません。2,3分様子を見ましたが、激しく泣きじゃくるばかりでした。そこで仕方なくチェースを家に連れて帰ります。家に連れて帰ると少しずつ泣くのはおさまってきました。母は「どうしたの?どこか気持ち悪いの?どこか痛いの?」チェースはシクシク泣きながら首を振ります。続けて、大きな音にびっくりしたのかと尋ねると、またも彼は激しく泣き出すのでした。---------同じようなことが1か月後にも起こりました。チェースは水が大好きで、そのプールに飛び込むのを楽しみにしていました。彼がニコニコしながらプール際に近づいたとき、誰かが飛び込み板からジャンプ一番、大きな水しぶきを上げてプールに飛び込みました。飛び込み板の衝撃音と水しぶきの音、加えて周囲の人たちの歓声がひとかたまりとなって、屋内プールに響きました。次の瞬間、チェースはまたもヒステリックに泣きじゃくり始めるのです。--------------

 数週間後、なんという偶然でしょうか、幸運にもキャロルたちはノーマン・イングという催眠療法士を家に迎えることになるのです。キャロルはノーマンに、チェースのことを話します。するとノーマンは、ちょっとした実験をやってみようと申し出、キャロルたちは受け入れるのでした。

「ママの膝の上に座ってごらん-----うん、いいね。それじゃ目を閉じてみようか-----大きな音を聞いて怖くなったとき、君は何を見ているのかな?聞かせてくれるかい?」チェースは話し始めた「僕は岩の後ろに立っている。それで剣のようなものが先に付いた、長い銃を持っている」ノーマン「どんなものを身につけているんだい?」チェース「汚れてほころびた服を着てる。茶色いブーツを履いてて、ベルトをしている。それで僕は岩の後ろに隠れてる。膝をついて、敵に向かって銃を撃ってる。僕のいるところは、谷のはずれ。僕のまわりのあらゆるところで戦いが行われている」チェースの興味あるものはゲームや、組立式の玩具のみで、戦争関連のオモチャに興味を持ったことは一度もなかった。続けて「僕は岩の後ろにいる-----岩の向こう側を見たくない。でも見なきゃ。見て銃を発射しなきゃ。あちこちに煙が見える。あちこちでピカピカ光ってる。それから大きな音。怒鳴り声。叫び声。ドカーンという音。自分が誰を撃っているのか、僕にはよくわからない。煙がすごい。いろんなことが起こってる。すごく怖い。僕はいま、動くものは何でも撃ってる。僕はこんなところにいたくない。人を撃つのはもういやだ」----------ノーマン「僕たち人間は、これまでに何度も生まれ変わって、いくつものいろんな人生を生きてきたんだ。新しく生まれるたびに、新しい役柄を演じながらね-----そしてそれは、人間として進歩するためには、いろんな立場に立って、いろんなことを学ぶ必要があるからなんだ。僕たちは、時には兵士になって、戦いの中で他の人を殺してしまうこともあれば、ある時は逆に殺されてしまうこともある。でもね、僕たちはどんなときにも、大切なことを学ぶために、自分に与えられた役割を演じているだけなんだよ」------チェースの体は徐々にリラックスし、呼吸も表情も穏やかになっていくのです。ノーマンは続けます。「君はいま見ていることを、もっと話してくれないかな」チェース「僕は岩の裏で、膝をついてかがみ込んでいる。あっ、右手首を撃たれた------谷の上にいる誰かに----。僕は岩の裏側を滑り落ちる-----手首の撃たれた場所を押さえて------血が出てる----めまいがしてきた-----」--------その時のチェースは彼が生まれた時から、前世で撃たれたところと完璧に同じところに、湿疹ができていました。時々チェースがその湿疹を血が出るまでひっかくので、いろんな医者に見せるのですが、完治する気配はありませんでした。驚いたことに、兵士として生きた前世体験から2,3日でその湿疹が完全に消え失せてしまったのです。そればかりではありません。それ以来、花火の音にも、ほかのいかなる爆発音や振動音にも、まったくおびえることが無くなったのです。

 話はまだまだ続きます。チェースが6歳になったとき、突然彼はキャロルに言います。自分が兵士だったときは黒人で、黒人特有の話し方をしていた。そして白人たちと一緒に戦っていたと。それはアメリカ人として南北戦争に参加していたのか、それとも第一次世界大戦なのかはわかりません。しかし、アメリカ南北戦争に黒人が参加していたことは事実として記録されています。

 

 今回はチェースの事例を上げてみました。信じる信じないは、その人の判断であり自由です。

しかし、もしこれが事実とすれば(私は心から事実であると信じています)現在、白人のチェースが、前世では黒人であったということは、私達の中にある、人種、国籍、民族、はては血筋、氏素性に対する認識に、一体どんな意味があるのでしょうか。

 私が知ったほかの多くの前世事例でも、現在の男性が、前世では女性であったり、現在のビルマ人や、アメリカ人が前世では日本人であったり、エジプト人であったり、また現在の妻が、前世では前世の自分の母親や父親や娘であったりするのです。くしくもノーマンがチェースに言いました。「人間として進歩(成長)するためには、いろんな人生を過ごし、いろんなことを学ばなければならない」---------------私たちは一つの人生だけでは学びきれないのでしょう。だから、また生まれることが出来るのではないでしょうか。


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