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~八月が過ぎて~|神戸で注文住宅を木の家で建てる工務店、セレクトホーム

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社長のひとりごと

~八月が過ぎて~

~八月が過ぎて~

2016年9月

 八月が過ぎ九月になりました。誰しもが一番に思うことは、涼しくなってきたなあ、であろうと思います。私もそうです。そして、過ぎ去った8月の夏を忘れていきます。

 今年の八月はリオでオリンピックがあり、イチローのメジャー3000本安打達成があり、毎年の夏の高校野球がありました。いずれもたくさんの感動シーンの連続でした。そのなかに私が毎年感動することが夏の高校野球にあります。八月十五日、終戦記念日の甲子園球場で鳴り響く正午のサイレンです。今年はプレー中ではありませんでしたが、ほぼ毎年、プレー中に審判がタイムをかけ、守備の選手も塁上の選手も観客も、その場でサイレンの音とともに、一斉に黙とうします。さっきまで炎天下、必死の応援をしていた4万人の観客と、絶対に勝つぞと気迫あふれる選手達が、その気持ちを一瞬だけ戦争に思いを馳せ、黙とうしている風景には、心打たれずにはいられません。私はテレビで見ているのですが、なぜか涙が滲んできます。戦後生まれの私に、戦争の悲惨さの実体験はありません。映像や書物や建造物で知るのみです。この講でも2012年5月に広島の原爆資料館、2014年5月の鹿児島知覧の特攻平和会館のことを少し記しました。広島では12万人、長崎では7万人の罪なき人々が一瞬にして命を失い、また、敗戦濃厚の戦争末期に、無謀を通り越した狂気の特攻作戦で散華していった若い兵士たち、サイレンの音と共に、これらの記憶が呼び起こされます。そして思います。今、本当に平和でよかったと。  

そしてその時、同時に私は後悔します。平和であること、目が見えること、耳が聞こえること、字が書けること、人と話が出来ること、歩けること、おいしい食事がいただけること、家族がいること、仕事があること、生きていること。亡くなられた多くの戦争犠牲者のうえに今の平和があること。これらすべてに感謝すれば、自然と人はその感謝に報いよう、という気持ちになるはずです。二宮金次郎は言っています「頑張って幸せになろうではなく、幸せなんだから頑張ろう」と。しかし、過去の私はそうではありませんでした。幸せになるために頑張らなければ、と言いながら、怠け心が時々起こり、うまく行かないといっては、不平、不満を口にする。少し上手くいけば、ちょっとくらいいいかと楽をする。およそ全ての感謝に報い、真剣に生きるというという人間の使命から、逸脱することしばしばでありました。この講では偉そうなことを書いていますが、いまだに煩悩から抜け出すことのできない救い難い凡夫であります。

 イチローが3000本打った、その3塁ベース上でヘルメットをとり、観客に応えました。

イチローの頭は白くなっていました。彼の野球に取り組むその真剣さには、頭が下がります。真剣に生きてきたものだけが醸し出す神々しいまでの風貌、彼は、辛苦の修行僧そのものです。

「・・・達成した瞬間にチームメイトがあんなに喜んでくれて、ファンの人たちが喜んでくれた。僕にとって3000という数字よりも僕が何かをすることで、僕以外の人たちが喜んでくれることが、今の僕にとって何より大事なことだということを再認識した瞬間でした」イチローのコメントです。本当に真剣に努力をし続けてきた人間にしか言えない言葉です。

 リオで戦った多くの選手たち。真剣であればこそ、戦っている人も、見ている人も感動できるのです。九月になって少ししのぎ易くなってきましたが、八月に起きた感動の一コマ一コマを私たちは忘れてはいけないと思います。真剣に生きることの尊さ、美しさを今一度、考え直す9月にしたいものです。


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