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2007年04月アーカイブ

社長の読書感想文2007年04月11日

社長の読書感想文

 

2007.4月

「佐賀のがばいばあちゃん」という本を読みました。3百数十万部も売れて、私は見ていませんがテレビドラマにも、映画にもなったとのことです。皆さんの中にも見たり読んだり聞いたりされた方もいらっしゃるのではないかなと思います。物語はお父さんを早くに亡くした主人公の島田洋七(漫才のB&B)が昭和33年、小学校2年の時から8年間、出身の広島から佐賀の祖母のところに預けられていた時の話です。すごいというのを佐賀弁で「がばい」というので、がばいばあちゃんとなっています。笑いあり、涙ありの物語で2~3時間もあれば読めますので皆さんにもお勧めします。私も読書はよくするほうですが、時代物の小説にジャンルが偏ってしまっていましたので、久々になにか楽しく、明るい気分にさせてもらいました。巻頭のプロローグの最後にこう書かれています。「幸せは、お金が決めるものじゃない。自分自身の、心のあり方で決まるんだ。」このような類の言葉はよく見聞きしますが、この本を読み終えた後、この言葉に触れると本当に心の底から、そうだそのとおり、人生まだまだ捨てたもんじゃない、自分はきっと幸せになれる、とこう信じられるようになるのです。そして、ひょとすると貧乏の中にこそ本当の幸せがあるのかななどと思ってしまいます。
 巻末に特別付録とタイトルが付いて、がばいばあちゃんの楽しく生きる方法語録として二十数編の言葉が載っています。ここでは4つだけご紹介しておきます。①悲しい話は夜するな。つらい話も昼にすれば何ということもない。②時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め。③貧乏にも二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。うちは明るい貧乏だからよか。それも心配せんでもよか。自身を持ちなさい。うちは先祖代々貧乏だから。④人間は死ぬまで夢をもて!その夢がかなわなくても、しょせん夢だから。     
 私も経営者の端くれで、成功を収めた経営者たちの本もよく読みます。ナショナルの松下幸之助氏にキョーセラの稲盛和夫氏、ソニーの盛田昭夫氏等など。
彼らの語録とはまったく違った言葉でがばいばあちゃんは言っています。でも
よく考えれば言っている事は全部同じです。そしてそれでいて、私のような庶民にはがばいばあちゃんの方がずいぶんと分かり易いのです。
 それにしても、本の第15章"最後の運動会"を読んで涙するのは私だけでしょうか。広島から佐賀に来て8年目の運動会。運動会には一度も着てくれなかったお母さんが、最後には来てくれて、マラソンを走っている主人公と家の前で交わす会話「昭弘―!頑張ってー!」 中略 「かあちゃーん、速かろうが!勉強ばできんばってん、足は速かろうがー!」かあちゃんも、涙に声をつまらせながら、返して来る。「足はかあちゃんに似とっばってん、頭はとうちゃんに似とったい!」 中略 そして田中先生「ウッ、ウッ」と、声を押し殺して男泣きに泣いている。「徳永、良かったなあ。かあちゃん、来てくれて」

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