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「介護する側の人権!?」 健康住宅セミナーより

平成21年10月4日

第5回 健康住宅セミナーを行いました。

テーマは 「100歳まで健康で楽しく暮らす」家のつくり方

        地震に強いかどうか図面で見分ける技   です。

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 一級建築士 岡村英樹先生を講師にお招きしました。参加人員約20名、先生は実際に障害者対応住宅の設計に活躍されておられ、福祉関係の人が教えてくれない現場でのアドバイスをしてくださり、皆様本当に満足してお帰りになられました。

特に興味深かった点をかいつまんでご紹介したいと思います。

健康に暮らす住まいのポイント

1 血圧   温度変化による急激な上昇、下降は危険。当社の取り組んでいる高気密、高断熱の家が理想的だが、そうでない場合は、浴室暖房乾燥機が効果的。温風式のものより、ヒーター式のものが、浴室の暖房にはよい。また低いお風呂の椅子はうつむいたとき内臓を圧迫するので避けたほうがよい。

2 ひざ   人間の筋肉は鍛えられても、関節は鍛えられない。室内に20センチ以上の段差があれば危険。一段踏み台を置いてあげるだけでも全然ちがう。

3 腰     これは介護する側の話。日本ではあまり問題にされていないが、ヨーロッパでは介護する側の人権も非常に重視されているとのこと。これは大変印象に残った話で、当社のお客様のなかにも、現実介護と戦っておられる方には、このようなセミナーに参加する余裕すらない方がたくさんおられた。日本ではまだまだ介護というと美化され、介護する側はひたすら耐えるしかないという考え方が横行している。私は、以前からご家族がそこまで大変な思いをしなければならないのか?なにか負担を軽減する制度や方法はないのかと思っていました。                           たとえば、体を抱えてベッドから車椅子に移す場合、大変な力を要し腰に負担がかかる。一枚薄い板をお尻の下に敷いてあげるだけで、介護経験のない小柄な女性でも簡単に移すことができるようになる。また寝たきりで、体が全く動かない人には、機械を使ったほうがよい。これらの機械は介護保険で比較的安価にリースできる。これは、介護する側の負担を軽減できるだけでなく、介護される側も安心して体がリラックスするのでずっと楽である。

4 転倒防止  家のなかで一番転倒事故の多い場所は居室である。床に置いてあった物につまづいたり、新聞紙を踏んですべったりというちょっとした不注意が原因になる。整理整頓も大事。また床はワックスのかかった既製のものより、天然木のすべらない素材がよい。

5 姿勢    姿勢は人間にとってとても大事。障害者の方は寝る姿勢、座る姿勢が悪いと体が硬直し、酸素も採り入れにくくなる。これは内蔵機能の低下にもつながる。  岡村先生のおばあさんの話を例にとって、以前お元気だったが、転倒による骨折で入院し、病院の車椅子が悪かったので、無理な姿勢を強いられ、一機に病状が悪くなった。退院して先生が少し調節のきく性能のいい車椅子に変えてやり、トイレに行く動線をリフォームにより、まっすぐにしてあげるだけで、どんどん症状は改善し、医者からはもう車椅子の生活からは回復しないといわれていたのが、伝い歩きができるまでになった。何よりも、表情が自信に満ち明るくなった。このストーリーを実際の映像を交えて話され、思わず会場からは感動と驚きのざわめきが起こった。車椅子の費用は、介護保険を利用すると、リース料にして、月々数百円の差額だそうだ。しかし、ケアマネージャーなどの現場のひとはこのようなアドバイスをしないらしい。

 

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 お話の後は、活発な意見、質問もあり、本当に有意義な時間であったと思います。文中にも述べましたが、残念なのは、現実に、今、介護と戦われているお客様で都合で参加できなかった方や、また、参加者のなかには、このような話だと事前に分かっていれば、身近に困っている人を誘ったのにというお声があったことです。ぜひ、このセミナーは回を重ね、もっと多くの方にお役に立つことができればと思います。また当ホームページでもお知らせしますので、興味のある方はご参加ください。

 

 


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