社長のひとり言 

時間を守る 2008年3月11日

時間を守る

2008.3月

200万部以上売れているということで、坂東眞理子著「女性の品格」という本を読みました。66ある項目の中に"時間を守る"という項がありこう書かれています。「---------時間厳守は最高のマナーです。約束の時間より前に着くと、相手を大事に思っているということを言葉に出さなくても表現できます。--------
松下幸之助さんのように仕事で成功された方でも、約束の時間の5分前どころか10分前、20分前に着くよう心がけておられたといいます。----------時間を守る人ほど信用され成功しているのも古今の鉄則です。--------」  時間を守ることの大切さは人は誰でも知っています。ところが現実にはそれが出来ない人が結構います。私の周りにもわずかですがおられます。どういうわけか、その人たちは世間一般でいう幸せとは少し縁遠いように思えてなりません。世間一般の幸せが絶対正しいなどという不遜な考えは毛頭持ってはいませんが、少なくともその人たちが毎日楽しく人生を送っているとはどうひいき目に見ても、そうは思えません。家族がいない、心から信頼できる友がいない、困ったとき相談に乗ってくれる人もいない、一生懸命に取り組むべき仕事もない、お金もない、家族で住むためのまともな住まいもない、そんな人生が楽しいわけがありません。偶然なのでしょうか、私の知っている限りそういう人生を送っている人はなぜか時間を守らないのです。約束の時間に必ず遅れるのです。ひどいときは平気ですっぽかします。この本のこの一節を読んで、なぜそうなるかなんとなく分かったような気がします。この著者が述べておられるように"相手を大事に思っている"の反対ではないかということも考えられると思います。時間を守らない人=相手のことを大事に思わない人、と断ずるつもりはありません。しかし、そのことを、その人を大切に思わないとき人は往々にして、時間に遅れるものです。実は私も昔そういうところがあったのです。そして、相手にとても不愉快な思いをさせてしまったことがありました。今は心から反省しています。今振り返ってみても、約束の時間に遅れたのは正直言って、相手のことをそんなに大事に思っていなかったのだと思います。別の言い方をすれば相手のことより自分のほうを大事に思っていたのでしょう。本当に恥ずかしい限りです。
私も今の56歳という年齢から考えますと、もっともっと成長していなければなりませんが、約束の時間に遅れることがなくなった以外はさほど成長したように思えません。その証拠に一番私をよく知っている妻は私に「お父さん、人格者ぶってもダメよ。見る人が見たらすぐばれるから。」と手厳しく言います。
別に人格者ぶっているつもりはありませんが、妻にはそう見えるらしいです。
きっとそうなんでしょう。今年も3ヶ月が経とうとしています。今年はまだ約束の時間に遅れたことは一度もありません。今年一年も時間には絶対遅れないことを改めて誓います。



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アリス、サイフ 2008年2月11日

アリス、サイフ

2008.2月

我家の愛犬アリスの事ですが、最近思うように散歩に連れて行ってあげられていません。我家は娘達が出て行っていますから、愛妻と愛犬と私だけで暮らしています。最近妻も仕事が増えたため帰宅が結構遅く、帰ってきても疲れた疲れたと言ってアリスの散歩に行こうとしません。私もややメタボ気味なので犬の散歩は健康のためにいったほうがいいのは分かっているのですが、如何せん近頃の寒さ、一杯飲みながらの夕食を済ませた後には少し厳しいかなと   言い訳をしています。そんなこんなで結局散歩に行かない日が週に2、3度あります。当然アリスは欲求不満で無駄吠えをします。原因はこちらにあるので大声で叱るわけにもいかず、やさしく「アリス、静かにしなさい」というのですが、あまり効き目はありません。家内は近所の奥さんに「最近アリスちゃんよくほえるわね」と言われたそうです。やっぱり私が行くしかないみたいです。
去年の健康診断で68キロが私の理想体重だと教えてもらいました。現在74キロあります。ダイエットを兼ねてこれからもガンバリます。

 先月末に、職人さんたち5人と食事会をしました。食事会といっても全員が酒好きですから飲み会といったほうが正確だと思います。何時に帰宅したか覚えていないのですが午前様であることは間違いないと思います。次の日の朝
サイフがないことに気付きました。思い当たるところはすべて探しましたが見つかりません。カード会社に連絡し、結局は交番に届出しました。でも、現金は戻ってこないだろうと諦めていました。酔っていたのではっきりとは覚えていませんが6~7万円位入っていたように記憶していました。それから約10日位経ったときに、カード会社から郵便でカードが明石警察署に届けられているから取りに行くようにと知らせてきました。カードは既に失効手続きしていましたが警察署に行きました。するとカードだけと思っていたらサイフと現金も届けられていたのです。現金は8万円ほどありました。うれしくて、ヤッターと叫びたい衝動に駆られましたが、ここは警察署、ぐっと我慢して「拾ってくださった方はどなた様ですか。お礼をしないといけないので教えてください。」警察官は「知っていますが、その人はお礼はいらないと言われてますのでお教えできません。」と。
 世の中まだまだ捨てたもんじゃありません。拾った財布をわざわざ警察まで届けていただいて、その上お礼は不要ですと言われたそうです。何と奇特で誠実な方なんでしょう。私はその方のために「財布を拾っていただいて有難うございました。あなたに神様からのご褒美が届きますように」と祈りました。その日は一日中幸せな気分に満たされていました。



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我が家のお正月 2008年1月 1日

我が家のお正月

2008.1月

去年と同様、暮れの12月30日、家族4人がやっとそろいました。昨年1年間も我が家にはいろんなことがありましたが、このように家族4人がそろってお正月を迎えられるなんて、私にとってこれ以上の喜びはありません。たしか去年の暮れは長女が会社を辞めたいとかで随分と気をもんだものでした。しかし、おかしなものでその長女が結局その会社を続け、問題ないかなと思っていた次女が病院を辞めてしまいました。もっとも、その次女も最初の病院と違って、次の新しい病院は自分にあっているらしく今のところ機嫌よく勤務しているとのことでした。妻も体重が増えた増えたと言いつつも、ハローワークと学校のカウンセラーとして無事1年間なんとかこなすことが出来ました。だれ一人大きな病気もケガもせず、我が家にとって本当にハッピーな年でした。感謝!感謝!感謝!
 大晦日の夜、久しぶりに集まった家族4人が4畳半にあるこたつに集まってワアワア言ってテレビを見る。私は夕飯が終わったにもかかわらず、自分で調理した大好きなカズノコをあてに日本酒をチビリチビリと飲む。私はあまりの幸福感に酔いも手伝ったのか思わず目頭が熱くなり、あふれそうになる涙を家族に見られまいと目をつぶって座椅子で寝たふりをする。いくら目をつむっても目を開けると涙がこぼれるので、私は「お風呂に入るわ」と言ってお風呂に入りました。よほど酔っていたのか、よほどうれしかったのか、風呂から出てきて皆がいるリビングの扉を開けるや、「ただいまー!」と。言ったとたん自分でもすぐ気付きましたが、女性3人は一斉に私に軽蔑と哀れみの視線を送ってくれました。長女には「おかえりー!」とからかわれ、妻は「お父さん、アルツハイマーだけはいやよ」、唯一次女だけが「お父さん、だいじょうぶ?」とやさしい言葉。
まもなく56歳になります。去年妻と行った小椋圭のコンサートで彼が言っていました。「何か用事を思いついて、部屋を出て行くんですが、廊下に出た瞬間、あれ!僕はなにをしに来たんだっけ?とこんなことがしょっちゅうあります。」私もしょっちゅうあります。我が家では風呂から出たときは「お風呂出たよー!」と声掛するのが慣わしです。その「お風呂出たよー」がどうして「ただいまー」と言い間違えたのか今でもよくわかりません。
 それにしても長女は去年同様正月の2日から仕事で、元旦に大阪に戻るとのことでした。暮れの30日に帰ってきて、元旦にはもう帰ってしまうとは、あまりにかわいそうで、これなら今の会社を辞めてもよかったのじゃなかったかのかなあと、またまた身勝手なその場限りの想いがこみ上げたりもします。今頃の若い人たちは私たちを含め私達の年代以上の人に比べて労働条件は相当厳しくなっているような気がします。私は昭和49年に大学を出て商社に勤めましたが、午後5時30分には雀荘にいました。それでも営業としてそこそこの成績は残せていました。週の半分はそんな風でしたが、特別私が不真面目な社員とは認識していませんでした。当時の私の同僚、先輩はみな似たようなものでした。そして、ほとんどの会社員は正社員で今のようなパート、派遣、契約社員などの非正規社員は少なくとも私の周りにはいませんでした。決して昔を懐かしみ、昔が良かったなどと懐古主義に陥っているわけではありませんが、今の私、長女、次女、妻、お客様、近所の人達をみていますとそう思います。一言で言えば"厳しい競争社会"これが今の日本の現実かと思います。それが良いか悪いかは私にはよくわかりませんがただ娘達をみていてかわいそうと思うのはあまりに親バカ、エゴイストでしょうか。                                                         
元旦の夜、長女を朝霧駅まで送っていきました。長女を送って我が家に戻りますと寒気の中、降るような星空がはっきりと見えました。

 

 

付録:鍵山秀三郎先生の言葉(イエローハットの創業者、掃除道で有名な人)

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」私の思いを込めた言葉です。
大切なことは、一歩を踏み出す勇気。
一歩を踏み出さなければ、前に進むことができません。
具体的には、足元のゴミを拾う実践からはじめることです。
ごみを拾う人は、不思議とゴミを捨てないものです。
足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか。



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社員の退職 2007年9月11日

社員の退職

2007.9月

 当社は現在10名の社員(私とパートさんを含む)で構成されています。
ただ、男女の内訳は6:4で女性が多数を占めています。10月から新たに女性が一人入社しますので、女性7人、男性4人という構成になります。こうも女性が多くの割合を占めるに至った理由は色々ありますが、最大の理由は、一言でいいますと、女性は男性よりまじめで一生懸命に仕事をするということです。これは何も男性が不真面目で、一生懸命にやらないということではありません。当社を去っていった男性社員の多くはまじめでよく働きました。仕事は楽しくやるのが理想です。少なくとも私は今の仕事が大好きで楽しくてたまりません。そして健康で仕事が出来ることに感謝しています。ところが多くの男性社員達は仕事は苦しく辛い、そして、努力は必ずしも報われないというマイナス思考におおわれていました。このような思考のもとでは良い結果など出るはずはありません。仕事は楽しくなければ絶対に続きません。必ず嫌になって辞めてしまうものです。嫌で嫌で仕方のない仕事を続けていれば、過労死するかガンにでもなるのが関の山です。それは経営者だから言えるのであって、社員の立場ではなかなか言えるものではない。という意見もよく聞きます。しかし私には人間の生き方に経営者とか社員とかの区分があるのだろうかという疑念が絶えません。
人生は幸せになるため楽しく生きるためにあるのであって、決して苦しむためにあるのではありません。でも現実は多くの人々が苦しんでいることを私も知っています。私は経営者ではありますが、宗教家でもなければ哲学者でもありません。ですから、苦しむ多くの人々に教え聞かせるようなことは何もありませんが、ただ人生は一度きり、苦しみ顔をゆがませ生きるのも一生、楽しく笑いながら生きるのも一生、同じ一生なら楽しく生きるほうが絶対幸せだと思います。ではどうすれば、楽しく生きられるか、ヒントは腐るほどいっぱいあると思います。みんながそれぞれ自分でそれを見つけるのが一番いいと思います。なぜならそれは人によってみんな違うからです。
それにしても当社の女性社員はよく頑張ります。育児、家事に追われながらも会社ではきちんと仕事をこなします。それに対して去っていった男性社員たちは家事、育児を奥様におっかぶせ、思いっきり仕事が出来る状況にありながら、結果を出せない理由をいくつも述べ、出来ない言い訳をいつも考えていました。ついに私は彼らに言ってしまいました「君は奥さんや子供さんに恥ずかしいとは思わないのか」と。たいていの場合、社員は翌日辞表を持ってきました。いろんな場で10年間も経営を、人材育成、人間教育を学んできた結果がこれです。縁あって当社に入社してくれた人をこのような結果に持っていったことの責任は全て私にあります。全て私の不徳のなせるところです。大いに反省し、命ある限り自身の成長を図るつもりです。もしこの紙面を読まれた方で、「脇長!お前は間違ってる!」とお教えいただけるでしたら、是非とも会ってお話を聞かせてください。ご連絡を心よりお待ちいたします。



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社長のリフォーム日記Ⅱ 2007年8月11日

社長のリフォーム日記Ⅱ

2007.8月

長女の由佳がリフォーム後、初めて帰ってきました。
私「由佳さん、どう?お父さんがしたリフォーム?」
由佳「うん、いいよ、なんかログハウスみたいでステキ!気に入ったわ。」
私「キッチンと洗面はどう?」
由佳「私はキッチンには興味ないわ。洗面もいいわね。でも、壁は珪藻土よりビニールクロスのほうが好き」
私「由佳さん、この珪藻土はビニールクロスの7倍もしたんやで」
由佳「そやけどやっぱりクロスのほうがええわ、なんか柔らかいし」
長女は今、大阪谷町の新築ワンルームに住んでいます。一度だけ行ったことがありますが確か、洗面所にも床暖房が施されている最新式です。もちろん壁、天井はビニールクロスです。長女は6歳の時に今の我が家に越してきました。以来、ビニールクロスに馴染んできた長女には塗り壁は異質なものに感じられたのかもしれません。私や家内の子供の頃は、板壁か、塗り壁しかありませんでしたから塗り壁には何か懐かしいものを感じさせられます。やはり人は生まれ育った環境に近いものを好むのが習性なのでしょうか。
次女の知世が帰ってきました。
私「トモちゃん、どう?今度のリフォーム?」
知世「いいわね、気に入ったよ。でも、和室に段差がなくなったからゴキブリが畳に上がってくるんじゃない?」  次女は今年21歳になりますが、確か12,3歳ときから2階の自分の部屋で寝ないで、1階の和室でほとんど寝ていました。娘たちはゴキブリが大嫌いですから、私が「トモちゃん1階で寝てるとゴキブリにかまれるよ」と言って2階で寝させようとするのですが(地震のとき1階は危険だから)次女は「この段差があるからゴキブリは畳に上がってこないよ」と言っていました。リフォームする前は1階のフローリングと畳との段差が約15ミリ程ありました。たぶん次女は本気でそう思っていたのではと私は思います。しかし21歳の看護士になった今も本気で言っているのか、それとも冗談で言ってるのかは分かりません。多分私を喜ばそうと思って言っていると思います。でも、なぜかしら帰ってきたその日は2階で寝ていました。そしてまた次の日も。
 梅雨が明けてからは猛暑が続いています。私が気づいた今回のリフォームの最も良い点は湿度の減少を感じることです。湿度計で計ったわけではありませんが、去年までは休みの日の昼間、1階でもエアコン無しではとてもくつろげませんでした。それが、今年はエアコン無しで結構快適に過ごせるのです。これは思うに、床のヒノキ、天井の杉、壁の珪藻土、これら自然素材の調湿機能が想像以上に働いたのに違いないと確信しています。夏はまだまだ続きます。もう少しで4日間のお盆休みがきます。
どこにも行かずに、家でビールや焼酎を飲みながら高校野球観戦をします。そして、
我が家の県産木材と珪藻土の性能を満喫したいと思います。



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